以前、米アマゾンで電子ブック「Kindle」向けの書籍販売が紙を超えた!という話を書いたが。
まだまだその先があった。
個人が印税35%の電子書籍を出版できる時代 - Amazon Kindleの衝撃:In the looop:オルタナティブ・ブログより。
部屋の中に電子ブックが三冊もあれば、何万冊も蔵書を溜めて、本に埋もれてしまうこともなくなる・・・とユーザー目線だけで夢想していた。
けれど。
というかむしろ。
電子書籍は出版側に激震をもたらすかもしれない。
しかもお手軽らしい。
登録内容は,
(1)書籍の基本情報,
(2)書籍の販売地域と販売条件,
(3)書籍データのアップロード(データは自動変換される),
(4)書籍の価格 の4つだけ。しかもその手続きはすべてオンラインで完結し,登録には5分とかからないのだ。(中略)
書籍の基本情報としてISBN(日本図書コード)が求められるが,こちらも個人で申請可能なものだ。
申請に必要な時間は約3週間,費用17850円で10冊分のコードを入手できる。
誰もが出版社、という時代か。
一般的にまともに自費出版をしようとすると約200万円ほど必要といわれている。
それが電子書籍リーダーの普及によって,それが一冊あたり2000円程度,ごく簡単な手続きで本が出せる時代になったのだ。しかも価格は著者が決定できる。
ううう。
ほんの流通革命や。
昭和から長らく続いてきた再販価格制度なんかはどうなるのでせうか。
すでにamazonではコンテンツが2ドル程度で売られ始めているという。
(つづく)