藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ごまかしをさせないように。

習慣とは、日々大して「意識されないで」営まれる生活のことだから、変えにくくまた、意識もしにくいものである。
ゆえに、慢性化した悪習慣は「そう」と意識もしにくいし、また改善もしにくいものであるのだと思う。
だから「7つの習慣」が偉大な著作なわけだけれど、それにしても毎日ま習慣を見つめ直すのは、「人生の残り時間」を意識しない若者には難しいことだと思うし、また「終わり」を意識するからこそ、ようやく日々の時間の使い方にシビアになれるということではないだろうか。

若いのにそうした時間意識を持てる人がいるならば、彼彼女は必ずや偉業を成し遂げるだろうと思う。

さて自分の今年の習慣を考える。

起床後、朝一、下半身のストレッチ。(これは年々入念にやる。アキレス腱、ハムストリング、股関節をみっちり)。
代謝の退化予防に軽く筋トレ、週三回。(上半身と腰回り)

急ぎ以外ではタクシーを使わず、バスで移動する。
バスもなるべく使わずに、歩く。(これで体脂肪4%減)

コーヒーをタリーズ、スタバを止めて、小川珈琲有機カセット一本にする。(月一万円以上の節約)

二十代、三十代ではさらさら縁のなかった「日々のルーティンワーク」に"健康管理"という科目が出現した。
そして、それは「最も老ける加速度の強い」40代にこそ基礎プラグラムを確立する必要があると思う。

年のままに代謝を落とし、頭髪は抜け、皮下脂肪は蓄積する。
そんなエイジングに逆らうのではなく、しかし外部依存に過ぎることもない。

何でも目標化する

例えば体重減を目指すのであれば「いつまでにどれだけ」ということを自らに言い聞かせねばならない。
いたずらに食の摂取量も変わらず、また運動もせずに「ダイエットしなきゃ」というのはあまり意味がない。
理想の体脂肪やスタイルに持ってゆくのなら有言実行あるのみ、である。

そして身体のメンテナンスと同様に、頭のメンテナンスは重要であるのにさほど重視されていないようにも見える。

業績でも、ビジネスでも、ボランティアでも、「どこに到着するのか」というのは最大の海図である。
まず海図を見つけ

自分の力量を勘案し

具体先な日々の努力範囲と、必要なコスト(学費など)を計算し

一気に動き出す。

これからの若者は、「現状で満たされない」ということの責任を政治に求むるべきではないだろう。

自分のやりたいこと、と
それへ向けての独自の戦術

という当たり前だが、「自己ドライブ」で走り出すハイブリッド型がここでも求められていくような気がするのだ。

自ら目標を作り
自らが戦略を考え
自らが具体策を考える。

それゆえ、『自らが自らの習慣をデザインする』

そんな力が、これからの時代の中心的能力になるに違いない、と最近思う。
異論があれば、ご意見をお願いします。