藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

リーダのすごさ。

リーダーシップってすごい言葉だと思うが、リーダーの有無というのは実に重要だ。
と最近思うようになった。
今さらだけど。

つまりプロジェクトの責任者が「いるのかいないのか」によって成否が決まってしまうから。
古今東西、リーダーシップ論も実に数多いが、実はリーダーは「最も強い人」でもないし「最も賢い人」でもない。
またリーダー一人の力量でやれることって、所詮人一人の「一馬力」でしかないから、全体から見ればそんなに絶対的にすごい力でもない。
何万人の組織のリーダーが別に「何万馬力」も持っていないけれど、その組織に不可欠なのには理由がある。

リーダーの役割には「ルールを作る機能」とか「各所の問題を調整する機能」とか「方向性を指し示す機能」とかがある。
自分などがそんな理屈を振り回すこともないが、自分がリーダーではなくとも「リーダーの存在」というのは組織には不可欠なものがある。

今の若い人はこぞって「リーダーなんかにはなりたくはない」という人が多いけれど、組織で仕事をするということとか、一人では決して達成できないこととか、集団が発揮できる力について考えてみてはどうだろうか。
ピン芸人、というのもかっこいいが、組織の威力というのも凄いものがある。
バランスよく世間を見て欲しいと思う。