藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

思い通り。

もう何十回目かの質問「結婚っていいもんですか?」。
いつもその時思った回答をしてきたが、ようやく分かった。

結婚は「幸せを与えてくれるものだ」と思うと失望する。が、
「人生は自分独りで生きていくものだ」と思うと得るものがたくさんある。

だから、いつもの大人の回答、「いいものにも、悪いものにもなる」ということだ。

ただしそういう「心の姿勢」は大事だ。
友人とか、仕事仲間とか、彼氏彼女とか、家族とかでも同じだと思う。

「相手から何かを得ることを期待する」か。
「ハナからそんなものはないと覚悟している」か。
「時には自分から何かを与えるものだ」というくらいの気構えがあるか。

そんな心構えで、自分の生き方ってどうにでもなるのじゃないか?と半世紀生きてきて、ようやく思う。(嘆)
どうしてこんなことを小学校で教わらなかったのか。
それともそんな「正解」だけを子供に教えても意味がないのか。

ともかく。
生き方とか幸せの感じ方は「自分次第」ということを気付けるかどうかは大きな視点の変化じゃないだろうか。

駅前の立ち飲み屋で「愚痴をこぼす」か。
同じく駅前の立ち飲み屋で「だから自分はこうします」と言うか。

そんなちょっとした心境の持ち方で、案外人生は180度変わってくるのかもしれない。
つくづく自分たちを動かしているのは心というソフトウェアなのだと思う。