googleが仕事の情報の提供を始めるという。
エライ時代になったものだと思う。
巷のニュースでは、そのうち「あらゆる人があらゆる仕事をシェアする時代」になるという。
会社の帰り道についでに買い物のデリバリーを手伝ったり、ふらりと出かける自転車の後ろに誰かを乗せていくかもしれない。
余った時間に「こんなことやりませんか?」と言われたら案外「お相手しましょうか?」となるような気もする。
検索する窓が、あくまで「欲しいものを探す」とか「気に入りそうなものを表示してくる」ということだったのが、もうこの窓口が起点になって「向こうから提案してくる時代」になるらしい。
IoTであらゆるものがネットにつながるのも無限の可能性を感じるが、人対人がこれからシェアする仕組みも本番はこれからだと思う。
10年後はちょっと想像のつかないことが日常になっているような気がします。
Googleが検索結果に求人情報の掲載を開始
雇用者の46%が人材不足に直面しているというデータが存在するように、アメリカでは適切な人材を雇用することに四苦八苦している企業が多く存在します。そんな中、より簡単かつ便利に求人情報を求職者のもとに届けることができるようになる機能をGoogleが実装しました。
Connecting more Americans with jobs
https://blog.google/products/search/connecting-more-americans-jobs/Googleは開発者向けイベント「Google I/O」の中で求職者と雇用者の両方を支援することに重点を置いた「Google for Jobs」という取り組みを発表しました。この取り組みには2016年に発表された、機械学習に基づき極めて直観的に使える仕事検索機能を提供する「Cloud Jobs API」が含まれています。
GoogleはGoogle for Jobsでの活動をさらに進めるため、アメリカ国内の求職者と雇用機会を結び付けるための新しい施策も発表しました。その施策というのは、Googleの検索エンジンから直接求人情報を探せるようになるというもので、実際にどんな感じで求人情報を探せるようになるのかは以下のムービーを見るとわかります。
Find your next job, with Google - YouTube
新しく仕事を探す際、求人サイトを見たり、自分で入社したい会社に問い合わせたり、人材派遣会社に登録したりとさまざまな方法がありますが……
これからはGoogleの検索バーに「jobs near me(近くの仕事)」もしくは「teaching jobs(仕事を教えて)」と入力するだけで、ウェブ上から条件に合致した求人情報を集めてくれます。
検索すると以下のように求人情報がカード形式で並んで表示されます。
表示する情報は業種や……
求人情報が掲載された日付
勤務形態などでフィルターをかけることもできます。
さらに、検索した条件に合致する求人情報が新しく追加された場合に通知を受けることも可能。自分の求める求人情報を見逃すこともなくなるわけです。
求人情報の収集元はLinkedIn、Monster、WayUp、DirectEmployers、CareerBuilder、Glassdoor、Facebookなどで、Googleによると、この機能は「本日から英語版サービスをデスクトップとモバイルで開始する」とのこと。将来的には日本でも同様の機能が使えるようになるのかも知れません。