藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

すぐに使えるAI。

ビジネスの現場の生産性改善の方法にベンチマークというのがある。
30年くらい前に出てきて、今でも営業とかホワイトカラーの生産性向上の基本だ。

内容はいたってシンプルで「できる人の型」を見つけ、それに近づくようにシステムを使って管理していく。

こういう仕事はとてもAI向きだと思う。
ものすごい数の学習をしなくても「できる人間」の型はだいたい決まっている。

なので自分はこの「ホワイトカラー向けのAI」を無数に走らせるのがいいのではないかと思っている。

大企業や行政は「マイナス」を恐れて仕事をするから、どんどん「しょうもないルール」でガチガチになってゆく。
そして一旦できた規制は、おいそれとは無くならない。
ありとあらゆる作業工程が「全部二重チェック」になったり、りん議のハンコの数は増える一方になる。

リスクを取って「何かあると困る」のなら"AI先生"に間に入って貰えばいい。
お役所の仕事を見ていると、もう「ルールのための業務」と「リスク回避」でしかない、とよく思う。