藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分の年次決算。

これまで人生のバランスシートとか何度かそんなことを書いてみた。
会社の決算は1年に一度と決まっているが、人生の決算となると(本当はこれが一番大事だが)一生の終わりに一回だけなので、ちょっと期間が長すぎる。

一年の計は元旦に、というけれど元旦でもいいし、年度末の三月末でもいい。
「この一年の自分の決算」を考えてみるというのはどうだろうか。

ゲーテが考えたともいう会計簿記の仕組みは、世界中で標準的に用いられているし、その優れたやり方は多分「人の生活」にも応用できるに違いない。
と思えて仕方ないです。

つまりは年度末に「この12ヶ月」をまず振り返る。
貸借対照表
左手には資産、右には資本と夫妻じゃない負債。
損益計算書
まずはプラスの売り上げ。
そして経費にその他あれこれ。

「自分の一年の中の世界のこと」だから、ことはお金に限らない。
資産には人間関係とか、趣味、家族、仕事、健康、社会奉仕、勉強、なんでもある。
負債も同様。
「資本」には何が当たるだろうか。
自分の健康が資本、というのはアリだろう。
自分のメンタルの資本もあるかもしれない。
(つづく)