SNSがすでに政治利用されているのは周知のことらしい。
アインシュタインの原爆利用を持ち出すまでもなく。
どんな技術も、必ず国によって「軍事」とは無縁ではいられない。
軍事は「最もお金を出す」存在でもあるからだ。
その「獰猛さ」は民間の商業意欲よりもはるかに強いだろう。
日本も含め、いろんな国が「AIやIoT」を自国のためだけに使おうとする。
国内の統治であれ、海外への攻撃機であれ、経済的なアドバンテージであれ。
軍事用に試され、確立された技術は、必ず民生用にフィードバックされて来るものだけれど。
車も火器も、飛行機もミサイルも「必ずその道をたどる」という道筋は、今の所変えようもない。
今話題の新技術たちも、軍事や統治や謀略のためにまずは使われ、そうして一般化していく道筋が見えている。
ちょっと悔しいが、でも「その道筋を知っている」ことはかなり有利な気がする。
"権力とか技術とか"は実はかなり透明になりつつあるのではないだろうか。
時代は透明化に向けて進んでいるのではないだろうか。
グーグルの著名AI研究者フェイ・フェイ・リー氏が退職へ
Google Cloudの人工知能(AI)および機械学習(ML)担当チーフサイエンティストであるFei-Fei Li氏が退職し、スタンフォード大学での教授職に戻るという。Google Cloudの最高経営責任者(CEO)を務めるDiane Greene氏が米国時間9月10日付けのブログ記事で発表した。
名高いAI研究者であるLi氏の後任は、カーネギーメロン大学のコンピュータサイエンス学部長で、Googleに勤めていた経験のあるAndrew Moore氏が務める。2018年末に就任予定だ。
Greene氏によると、Li氏の退職は計画されていたことであり、同氏はその後、Google CloudのAIとMLのアドバイザーを務めるという。
Greene氏はブログでLi氏について、在職中に「素晴らしいチームを結成し(中略)、イノベーションをもたらし、開発者とGoogle Cloudの顧客によるAIとMLの導入を促進するという著しい業績を挙げた」とした。Li氏は、中国の北京にAI研究所を開設するGoogleの取り組みにも参画していた。
しかし、Li氏のGoogleにおける道のりは、常に順風満帆というわけではなかった。「Project Maven」をめぐっては、AIと画像認識技術がドローン攻撃に利用される可能性があるとして論争となり、米国防総省に協力するAIチームに非難が殺到した。