藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

俯瞰(1)

*[次の世代に]市場占有率

何か問題があったり心配事があると「それ」ばかりが気になることがある。

誰しもそうだろう。

病気などは特にそうだ。

あと経済的なことも。

銀行から「来月の資金が不足しています」と言われることほど厳しいものはない。

それはともかく。

 

 

そうした「かなり重大な悩みごと」というのは人生に何度も出くわすものだ。

それであまりのストレスにやけ食いしたり、暴飲したりばかりではなく。

「ああ、またあいつが来たな」と思うようにしてみる。

(進撃の巨人みたい)

毎年の台風のように。

あるいは今回のコロナだって。

そうすると「心の占有率」が少しだけ、多分"5%"くらい余裕が出るのだ。

それも道理で、100%が悩みごとに占有されていると「落ち着いて考える人」は自分の中にはいなくなる。

"大波が来たぞー"と「半鐘を鳴らす人」を自分の中に作っておく。

できれば頭の中の「火の見櫓」に居てもらえると助かる。

冷静に火消しを指揮してもらいたいものだ。

(つづく)