藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

エンタメまでも

*[ウェブ進化論]人を喜ばせる方法。

'人×ウェブ'のサービスはまだまだこれから本番のよう。

日経の記事で知ったがCameoというサービスは登録している有名人に「ギフトメッセージ」を贈り物として作成してもらえるという。

1-2分で100ドル程度らしいが、面白い。

 

大女優が「シゲル、ハピバスデー」とか言ってくれるわけだ。

人というのは単純だ。

会ったことのない有名人の言葉でも、悪い気はしない。

このメッセージはSNSで仲間たちと共有されたりして、盛り上がっているという。

そのうちこうしたメッセージたちも、広くシェアされて安く流通するのではないだろうか。

いや技術が進めば、誕生日などで「ハピバースデ、タロウ」とか相手の名前を呼ぶ部分などは簡単に合成できそうだ。

いや、もう本人そっくりに自在に話す画像技術はすでにできているような気がする。 

ちょっと味気ない話ではありますが。

 

また米ではMasterClassという、各界の有名人が10分×20本ほどの動画でレッスンしてくれるサイトもあるらしい。

なんとこちらは年間180ドルのサブスクだという。

 

10年ほど前に、ブログが大流行した時期があったが、その流行が動画に移っているようだ。

さて「人対人」のコミュニケーションが究極まで進めば、その次には何が来るのだろうか。 

自分が思うには、それは「人(手)でないもの×人」ではないかと思う。

「AIが作ったコンテンツを自分たちが楽しむ構図」になる日はそう遠くはないだろう。

 

自分たちが何を喜ぶのか、奴らはそういうことをじっと見ている。