藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

あるパズルのピース

*[ウェブ進化論]外国人も、もっと。

少し前に「日本のシニアがもったいない」という話をしたけれど、今度は外国人のこと。

やる気もスキルも非常に高いエンジニア、の雇い先がない。

もったいない。

実にもったいない。

けれど先日のエントリー同様、今の日本企業は「シニアと外国人」に冷たすぎると思う。

自分の会社で、これから大規模開発を受託して、優秀な彼らと開発しようかな、とも思うほど。(ちょっと時間がないかな)

 

こういう分野に関心のある人があれば協業してみたいと思うが、それにしてもなぜ「日本の企業風土」というのはこれほど頑なで、しかも「閉じた日本人社会」で成り立っているのかが実に不思議だ。

1.2億人という人口が「ちょうど食べていけるサイズの市場を作っているから」という説も聞いたことがあるが、もう少し生産性とか合理性というものを考えてみてはどうかと強く思う。

 IT業界(SE)であれ、機械系エンジニアであれ、金融系であれ(ここはすでに大分いる)、あるいは飲食業であれ「シニアと外国人の生かし方」はこれから最も伸びる部分に違いない。

日本に滞在する外国人は、日本そのものが好きだという人も多い。

彼らを雇って教育し、任せて独り立ちさせていくことで日本の少子化問題の対策もずい分変わってくるだろう。

 

まだまだ成長できる業界があるのに、うまく人が入っていけない。

"ソコ"にハマる正解のパズルを見つけた人が、時代の流れに乗ってゆくのだと思う。