藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次のテーマへ

*[ウェブ進化論]シェア云々の先。

後年からは「2020年はシェアサービスの元年だった」などと評されそうで、ライドシェアだのシェアスペースだの、と賑わっている。

けれど自分たちが「1日の活動の中」でシェアできそうなものは、まだ実にたくさんある。

自分が近所を歩くとか、通勤するとか「動くことそのもの」にシェアできるものとか。

世界中の物理的な「移動について」だけでもまだまだたくさんの便利があるだろう。

自分が毎日通勤する沿道の高齢者に声をかけることは簡単だし、またついでに買い物をして運んであげるのもいつでもできる。

タクシーや電車や街中のトラックがシェアできることも、まだまだあるだろう。

そしてそうした「シェアサービス」を自動運転の車やドローンが担えば、世の中は「究極の物流シェア」ができていくのだと思う。

 

そうなってくると「そちらの世界」はもうどんどん自発的に成長して行って、心配なのは"エネルギーと環境問題"になるのではないだろうか。

"「労働」はもうどんどん実際に「コンピューターに置き換わること」が確定した。"

 

人の役割は「考えること」にシフトする。

そして果たして「エネルギーと環境問題」に取り組む時代が始まろうとしているのじゃないだろうか。

 

もうどうやって働くか?ということには悩まなくていい。

けれど「そのエネルギーをどうするか」というさらに高次の問題に人は晒されるのではないだろうか。

人類にはさらなるテーマと向き合うことになりそうだ。