藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

挑戦の極意(2)

*[七つの習慣]目的を持って始める。

昨日「リスクを取ってチャレンジしても、そうそう上手くいくものではない」という話をしたけれど、

あらかじめ「一勝九敗」くらいの覚悟でいけば何とかなるものだ、とも思う。

そして、そんな覚悟がないとどうなるか。

もう早々に挑戦そのものを止めてしまうのだ。

そして組織の風化はそこから始まる。

これまで大企業のそんな様子を何度も見てきた。

新規事業とかイノベーションというのは「失敗前提」で、しかし「ひたむき」にやらないと実現しない。

そしてまた、事前にシミュレーションを十分に重ね、思いつくあらゆる面から検討していても、「いざ手掛けてみると例外の連続」なのも、もはや当たり前といっていいくらいよく起こることである。

 

よくある話だが、まったく知らない商材を扱い、販売マージンを取るような仕事に挑戦し、失敗する人がいる(自分も何度もやりました)けれど、それは着地を考えずに「利益志向」で挑んだ結果である。

 

そういう意味では「チャレンジする対象」は無限にあるようだが、"本当に自分が挑戦したいこと"をよほど念入りに検討する必要があるということだ。

あらかじめ十分に検討し、「成功の姿」が脳裏にイメージできることを確認してから、いよいよチャレンジだ。

 

ゆめゆめ「ビジネスモデル」とかから入り口を見つけないようにしたい。

あれ、かなり刹那的だから注意しよう。