藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

若さの核心

*[次の世代に]先入観の損失。

一番そういうことを感じるのは「老人」とか「ポジショントークをする政治家」とかだが、それはともかく。

結構若い人の中にも「先入観とか偏見」がこびりついている人はいる。

「よそ者に異様な拒否感を持つ」とか「自分なりの"ラベル"が強くてそれ以外を見ようとしない」とか。

さらに不思議なのは「内部同士では諍うのに、"外的な力"に対しては結束したり」という性質を持つ。

要はその時々に「自分の見える世界」でしか思考していないということだと思う。

「お山の大将」「井の中の蛙」「コップの中の嵐」「サル山のボス」。

いくらでも表現があるくらい、人が組織を作ったらこういう弊害が出てくるものなのだ、と思った方がいいだろう。

で、それもともかく。

 

勿体ないのは、それが何より「自身の成長をピタリと止めてしまっている」という事実である。

そんな既得権益や、自分の因習に捕われている人たちは、まるで80歳を超えた老人のように見える。(80を超えても柔軟な人はいるので失礼な表現ですみません)

そして「周囲の空気」を読めないから孤立してゆく。

当然「組織の力」は失われていくことになる。

 

そんな老害が蔓延る中、関係なく成長していくのは「ひたすら柔軟な思考の人」である。

常に外部をみて、興味を持ち、若い人からも積極的に学ぶ。

自分の過去には興味があまりないようにすら見える。

 

若さの"核心"はそんなところにあるのだと思う。