*[読書]何度も会った人たち。
一年の終わりに振り返ってみると、本当に出会ってよかった!という本は年に十冊もない。
その代わりまるで親友のように、その友とは何度も何度も会ったり、会わなくてもしばしば「彼のことを考えたり」する存在になる。
リアルの友人も大切だが、リアルな"書の友"も少しずつでも増やしていきたいものだと思う。
■哲学と宗教を同時に、しかも500頁足らずで総括。
まずはこのような「幹を知ってから、その先の知識や文学に触れる」というのが効率的なアプローチではないかと思う。
学生時代の最初に出会いたかった一冊。
■第二次大戦がなぜ起こり、なぜ敗戦したのかを簡潔にまとめた本。
いろんな報道を聞いても断片的だったが漫画のように全体がわかる。
これも「まず幹を知ってから」その先に進むべき一冊。
それにしても日本の再軍備は慎重になるべきだと思う。
■いわゆる「何度も読んで、何度も感心する」一冊。
これもまさに13歳で出会っていれば自分の将来は違っていたかもと思う。
特に島国の日本人には格好の良書。
大人も今からぜひ出会うべし。