藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

アンビエントの中で(2)

*[ウェブ進化論]屋内で味わう屋外。

それにしてもいろんな「BGMと作業効率に」について試行錯誤していると、つくづくディズニーの作る世界観の圧倒的なボリュームに驚く。

映画の一作品だけでも多くの曲が作られ、それがサウンドトラックに編集されて発表されるのだが、ディズニーにはそれが一体いくつあるのやら。

そしてテーマパークは"そういうのの集合体」だから"あらゆる映画や絵本や音楽がひしめき合っている世界"なのだと思うとそのスケール感に立ち尽くしてしまう。

 

最近、ディズニーランドの中で流れる環境音楽(BGM)を色々と試しているのだが、ただ高音質がいいというのではなく、さらには音は大き過ぎず小さすぎず、そして屋外に響いて消えてゆく「透明感のある状態」が重要なのに気づいた。

 

思えば「屋外で聞くBGM」をあえて再現するというのは、あまり試みられないことではないだろうか。

「屋外のライブステージ」とか「ホールの交響楽」とかの特定のステージを再現することはあると思うが、屋外に流れるBGMはあくまで自然に溶けて消えてゆく「脇役」の役目なのだが、実はその脇役が重要な仕事をしているということなのだ。

 

BGMの研究とか、さらには「(自室の中での)屋外BGMの楽しみ方」などは面白いテーマではないかと思っている。

 

youtubeの大海の中を泳いで、もう少し環境音楽の世界を探検してみたいと思う。