*[ウェブ進化論]屋内で味わう屋外。
それにしてもいろんな「BGMと作業効率に」について試行錯誤していると、つくづくディズニーの作る世界観の圧倒的なボリュームに驚く。
映画の一作品だけでも多くの曲が作られ、それがサウンドトラックに編集されて発表されるのだが、ディズニーにはそれが一体いくつあるのやら。
そしてテーマパークは"そういうのの集合体」だから"あらゆる映画や絵本や音楽がひしめき合っている世界"なのだと思うとそのスケール感に立ち尽くしてしまう。
最近、ディズニーランドの中で流れる環境音楽(BGM)を色々と試しているのだが、ただ高音質がいいというのではなく、さらには音は大き過ぎず小さすぎず、そして屋外に響いて消えてゆく「透明感のある状態」が重要なのに気づいた。
思えば「屋外で聞くBGM」をあえて再現するというのは、あまり試みられないことではないだろうか。
「屋外のライブステージ」とか「ホールの交響楽」とかの特定のステージを再現することはあると思うが、屋外に流れるBGMはあくまで自然に溶けて消えてゆく「脇役」の役目なのだが、実はその脇役が重要な仕事をしているということなのだ。
BGMの研究とか、さらには「(自室の中での)屋外BGMの楽しみ方」などは面白いテーマではないかと思っている。