*[ウェブ進化論]予定の目眩し。
社会人になりたての頃は「自分のスケジュールが予定でいっぱいになっていること」が仕事の証だと思っていた。
今日はアポが6件! などと忙しがってみたものだ。(苦笑)
けれど実はそれは「ま反対だった」ことに気づいたのは最近のことだ。(嘆)
そういう風に思い返すと「予定が入っていて、その中身がクリエイティブだったこと」というのは記憶にない。(汗)
会議とか、打合せとか、説明会とかプレゼンとか謝罪訪問とか。
何かそういうことが「新しい創造」に繋がったことはない。(断)
で何が言いたいか。
「予定のない時間とか、予定のない一日を作ること」こそが創造の始まりなのではないかと思う。
つまり「考える時間をとる」ということだ。
そして「それ以外の時間」は言ってしまえば「作業の時間」だと思う。
ある目的のためにする作業なので、その間は「労働」でしかない。
そしてその作業の間、"頭脳"は動いていない。
少なくとも創造的には働かず「手段のための脳」になっている。
そうではなく「とことん考えること」を中心にする時間を作ることが重要だ。
スケジュールが悪戯に埋まって、隙間の時間がどんどんなくなっていれば、それは「創造からの逃亡」だと捉えるべきだ。
予定のない時間の割合を、意識して増やす必要があるだろう。