藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

どんなもんや、こんなもんや

*[次の世代に]大変さを測る力。

例えば、これまでに何か新しいことを始めた時のことを考えると、そりゃもうアウェイ感というか、その辺に頭を何度もぶつけながら前へ進む、ということばかりだった。

そして。

 

最近そんな「初めての感覚」が何となく楽しめるようになってきた。

思えばあのアウェー感はちょっと中毒になる感じがあるようだ。(苦笑)

初めて覗く、その業界がハナから「一体どんなもんなんだ?」という気分で見られるようになってきたのだと思う。

 

まあ丸腰で戦地に入っていっては勝ち目はないが、予めマニュアルなどを渡されていくら事前にレクチャーされていても、実践に入ってみると「机上の勝手とはまるで違う」ということが予め覚悟できるようになってくるのだろう。

 

なので新規のチャレンジ分野が「真新しく、しかも高度な専門分野」なのだとしたら予め「これは相当大変な山を登らねばならないぞ」とか、反対に自分が知っている業界や業態なら「今度はそこそこの高さの丘を登ることになるな」ということが心算できるということである。

 

そして何より、そういう話はビジネスの分野ばかりではなく、子育てとか介護とか、あるい結婚とかいうことも実は「かなり大変な山だった」と後から気づく。

失敗はしてみないと血肉にならないものなのだ。