藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

異分野を駆ける

*[次の世代に]掛け合わせて強くなる。

例えば出発がプログラマーだとする。

そこの専門性をまず追求する。

三年もやっていると「そこそこ」のレベルになる。

そしてその分野や「お隣り」の技術などに広げ、深めていくことはとてもいい。

が。

そういうことをやりつつ「全く異分野」のことを始めてみる。

例えば「法律」だ。 

ITと法律は関係なさそうで、でも法律を「ITの目」で見てみると実に面白いものだ。

民法とその他の法律とか、判例の構造化されているところと、矛盾や重複しているところなどがよく分かる。

そうしておいて、その「法律」の隣にある「福祉」とか「高齢化社会」について接触をしてみる。

するとまた「ITとか法律」から見たその分野の様子や問題点も見えてくる。

一つの分野に習熟し、究めることは偉大なことだが選択肢はどんどん先鋭化し、尖って狭いものになって行きがちだ。

「ひたすら深く」もいいけれど、ダイナミックに「どんどん掛け合わせ」を考えてもいいのだと思う。

マルチスキル、などというけれど何よりも異分野に接するのは楽しいものだ。

そしてITや法律業界などは、どんな分野にも全方位的に関わってくるので応用が利く素材だと思う。

もちろん製造業でもサービス業でもいいけれど。

「得たものを別のものに当てる」という考えは面白いやり方ではないだろうか。