藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

今を過去に(3)

*[ウェブ進化論]構造変化の時代に。

昨日、就職先の選択について書いたけれど、(若い人には余計なお世話かもしれないが)

VUCAの時代と言われるこれからは、「職業アドバイザー」の役割がますます重要になってくるだろう。

 

何しろお手本のない時代に「これが正解ですよ」という当てはめはそもそも成り立たなくなっている。

さらに言えば教育の内容も、いつまでも「実務経験のない教員」が職業教育について教えるというのも無理がある。

世の中のいろいろな職業」について早急に実務の現場の経験者をコンバートする必要がある。

哲学者の成り手がいない、などというのはあまり健全な社会とは言えないのではないだろうか。

 

また大人たちは(しかも権威のある立場の人ほど)「自己否定」をしないから、これまたそんな表向きの職業トークに踊らされないよう、十分な注意が必要だ。

「自分の人生に悔いなし」などというのはその当人が自分自身に言い聞かせていることが多いものだ。(苦笑)

 

だからそんな大人たちには、遠慮なくずけずけと質問して欲しい。

そしてまた質問された大人たちも、そこでハタと考えたりするだろう。

ようやく「まだ短くない自分のこれから」を考えることにもつながると思う。

 

「見直し」とか「リスケジュール」というのは、年を取るほどにそのくらい大変なイベントなのである。