*[ウェブ進化論]基本動作を。
最近何回か「目標と計画の話」を書いているが、つくづく原点回帰の重要性のことを思う。(習い事のお師匠さんは、いつも「基本に帰れ」というのとどこか同じだ)
ビジネスにせよ、プライベートにせよ自分たちは何か目標を思う。
「この事業の将来性は」とか「私たち二人の夢は」といった具合だ。
そしてそれはとてもいいことだ。
だって思いがなければ何事も始まらないから。
そしてスタートしてからが問題だ。
自分たちの生きている世界は、ほとんどが「他人との関わり」でできている。
だから「思うようにいかないこと」がすぐに周りに溢れてくる。
自分のビジネスや家庭のパートナーだって、人格は別々である。
そうして計画はしばしば、いやほとんどの場合当初の想定どおりにはいかないものだ。
けれど実は「本番はそこから」である。
若い人はそういうことを知らないことが多い。
何かエラーが起きたら"ゲームオーバー"だと勘違いするのである。
むしろ不具合が起きているということは、自分たちが「外部と馴染もうとしている」ということの証拠である。
だからそこからが踏ん張りどころなのだ。
そして起点にしたいのはやはり「当初の目標と計画」との比較だ。
PDCAサイクル、というと「今さらですか」という表情をする人が多いけれど、結局原点はここにあると思う。
目標の修正だって全然ありだ。
基本に帰れば道は開ける。