藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次の舞台

*[ウェブ進化論]次の魅力。

先日、アメリカからの客人を築地でも評判のコスパの立ち食い寿司に招待したら、「これほどの質ものをこの値段で提供できるというのは、世界に例がないと思う」と話していた。

「地方に行けば安くて美味しい魚はあるけどね」と答えると「それには電車賃がかかるでショ」と言われてなるほど、と思った。

 

日本人としてはニコニコしていた自分だが、さらに「日本には世界に類のない食べ物がたくさんあるのに、なぜそれをもっとアピールしないのだ?」とこれまた不思議そうに言っていた。

「ファミレスもスシもステーキもチャイニーズも全然違う」とのこと。

カントリー出身の彼は「自分の故郷にこんな街があったらそこに住みたい」といっていた。

 

IT技術や製造業も色あせたような感じがしている日本だが、自分たちが気付いていない「日本の魅力」をもう少し考えてみても良いのかもしれないと思った。

都心はどんどん世界中から「お金持ち」を集めようとしているようだが、どうにも騒がしい。

 

これからは日本中の山と川と海に散らばっている地方都市が注目されるのではないだろうか。

そして富裕層の人たちでなくとも楽しんで過ごせる、というのが人気になるのではないだろうか。