藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

選択の基盤

*[ウェブ進化論]これからの標準。

良くも悪くも生活する環境は、その人の将来に影響するという。

自分では環境を選びにくい幼少時はともかく。

義務教育が終わるあたりからは「本人が選べる環境」を国は意識して整備すべきである。

ドヤ街に育っても、親がいなくても教育、というよりも「選択肢」が選べるような仕組みが必要だ。

 

むしろこれまだのような、定型的な教育の価値はどんどん落ちているようだから、教育の無償化というよりも「職業選択支援制度」があればいいだろう。

中学ぐらいでいろんな幅広い職業紹介する機会を設け、また学問についても哲学・宗教から物理・化学まで「何を学ぶのか」についてしっかりと、徹底的に解説するのだ。

(いきなり小学校一年で「さくらさくら」とやり始めるから、自分などは一体何が始まったのかよく分からずにいた)

(そして恐ろしいことにそのまま大学までそのままの心境で過ごしたのである)

 

どんな子供でも農業から宇宙飛行士まで、世の中のあらゆる可能性を知っていれば、自分の好きな道を見つけるチャンスがある。

そういう「若さの選択肢」をいかに制限しないのか、ということこそ大人の使命ではないだろうか。

 

自分の思う正解ではなく、本人の意思こそが最も尊重されるのがこれからのスタンダードに違いない。