藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

可視化上等

*[ウェブ進化論]いよいよ丸裸。

より速く、マッハの速度ででも移動したい、という欲望は「移動をやめてリモートで済ます」ということでかなり代替できることが判明した。

 

またその移動が本当に価値あるものかどうか、という昭和の「出張の大問題」も、実は大して価値がない、ということも分かってしまった。

思えば対面して会うのが絶対いいのだということを疑う人はおらず、ずい分前からあったテレビ会議を活用すれば事足りる、ということをせずにいた自分たちは、ずい分"横着な存在"だったのではないかと思う。

 

またリモートワークで「管理職」とか「発言しない参加者」は髄分振るい落とされているとも聞く。

いよいよ人間という生き物の「行動が丸裸になる時代」に入っているようだ。

これまでは技術がそこまで追いつかず、自分たちは「人事評価」とか「生産性」という数値化から何とかすり抜けていた。

デジタル化の試みもあったが「人間たちの消極さ」でボツにしてきのだが、いよいよ今度は網にかかる時が来ているような気がする。

 

業績とか生産性とか改善活動とか、本当に一人ひとりの仕事ぶりがデジタルで可視化されれば、もうごちゃごちゃ言い訳はできないだろう。

 

今までは人間関係とかネグレクトとか、実に人間臭いやり方で誤魔化していた自分たちのやり方も通用しなくなる時代が来るだろうし、その方がいいのに違いない。