藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

行ってはいけない

*[ウェブ進化論]修正はお早めに。

仕事をしていると、しばしば「よし、このまま行けるところまで行こう」というような結論をする時がある。

これ、冷静に考えると相当よくないことだ。

 

行けるところまで行って、それからはどうすんのよ? と。

十分考えられていて「そこまでは予定通りに行こう」という趣旨ならいいけれど、大抵は「どうなるかは分からないけど、とりあえず…」という感じだ。これは自分の過去の経験から見てもかなり危ない。

自分たちは、今目の前にやることがあるならば、あまり現状を変えようとしない性質がある。

 

なぜなら「変えること」は色々と面倒だからだ。

影響のあるいろんな人や、これまでにない予測外の事態にも備えておかねばならない。

新しいチャレンジというのはいつもストレスを伴うモノだと思う。

 

なのでしばしば自分たちはそういう行為を「先送り」する。

サラリーマンや官僚がよく使う"先送りの術"というやつだ。

そして、異常に気づいた時に修正していれば大したことがなかったはずのものが「大失敗」を引き起こすこともよくある話だ。

 

そしてさらに自分たちは"人間関係"においてもそういう性質がある。

家族やカップルの関係が修復できないほどまでに拗れてしまうのはなぜか。

 

そんな自分たちの弱さを日常で意識しておく必要があるだろう。(自戒)