藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

己を知る(3)

 *[ウェブ進化論]すべて今からの選択。

最近「どんなことも、所詮これからの話である」ということを書いている。

これ、自分で毎日そう思うことが多い。

 

「今日以降の自分は自分で作る」という当たり前のことが、自分たちはしばしば見えなくなるからだ。

なんだかもう自由がないような気がして息苦しさを感じる人は案外多いのではないだろうか。

 

すべての現状をリセットするとか止めてしまう、というのは極端に感じるけれど「それもアリかも」と考えるだけで思考の幅が広がる。

肝心なのは「現状の道筋がそのまま続くだろう」という思い込みバイアスにある。

 

良くないことはつい目立って、そればかり考えてしまう性質があるのだろう。

従って、落ち込んだりよくないことが起きたときこそ、いかに早くそのショックから脱し、客観的な視点になれるかどうかが、最も重要なことになる。

 

例えば、意図しない犯罪に巻き込まれたり、事件をきっかけに、そのまま坂道を転がるように転落していくストーリーなどは映画などでよくある設定だが、そういう人たちだって、実はどこかで止まって冷静に考えてみれば、挽回のポイントはいくらでもあったはずだ。(それでは映画にならないだろうが)

 

つまり、自分たちの日常は「そんな分岐点や見直しの連続」だというように捉えることができる。

 

改善のチャンスは、今日からも無限にある。