藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

二月。

<政治>
09年度の月間給与、31.5万で過去最大の落ち込み幅に。厚労省発表
消費者物価、11ヶ月連続マイナス、デフレ続く
予算案、年度内設立へ自民復帰、25日
輸出、三ケ月ぶりに前月上回る、1月、8.3%増


ギリシア、財政難でIMF6000億追加削減要請へ
地方景気、横這いor後退が9割、共同調べ
トヨタリコール問題、米下院で公聴会開催へ
トヨタ、リコール改修開始、米で230万台に
子供手当、支給額巡って舌戦


オバマ大統領再選せず52%、米CNN報道
中国の造船業、韓国抜いて世界一、シェア60%に
米中古住宅販売、7.2%減


<社会>
都心で初の大雪、1日
埼玉連続不審死、35才女性を逮捕
貴乃花親方、理事当選
朝青龍の飲酒暴行問題、相撲協会が調査委設置へ
朝青龍、引退を表明、4日
ノエビア副社長、ストーカー容疑で逮捕、辞職へ


グラミー賞、作曲賞にビヨンセさん
クレディ・スイス社員100人申告漏れ、20億円に


<経済>
ウィルコム再生、決定先送り、再生支援機構
トヨタ、リコール問題でGDP0.1%押し下げ、6092億失う試算
サントリー・キリン、統合撤回へ
新生銀とあおぞら、合併見送りへ
日航国際線撤退せずを強調、稲盛新会長が表意
ソフトバンク4-12過去最高益を更新、i-Phoneが貢献

ウィルコム会社更生法申請へ、18日
日航4-12月期、最終赤字1779億に


Google携帯苦戦、初月度8万台
米AIG10-12月期、再び赤字に

デフレ鮮明。


失業率とか、住宅販売とか、また住宅ローンの延滞とか、割合基礎的な指標がここにきて停滞している。
政治も、ちょっと間延びしている間に、知事選で民主党が敗退。
民主の支持率も下がるが、オバマ政権も同様、苦しい立場の報道が目立つ。
いよいよ「行き場のない政治色」が鮮明になってきたようだが。


もともと民主か自民か、という対立軸で片付く物事ではなかっただろうと思う。
そもそも彼らは同根だし。
アメリカにしても、オバマ大統領の為政がいいか悪いか、という軸の批評が中心だが、そもそもそれだけで解決しうるような小さな問題ではないだろう。
大事なのは、オバマ氏や民主党スケープゴートに、「ほら、やっぱりダメだった」という決着を出しがちな大衆心理ではないだろうか。


年金とか国防とか、雇用とか経済とか。
もともと一国でひたすら努力して解決する問題だろうか。
国の人口が減少する、ということは政治だけでどれほど解決可能だろうか。

そんなことを考えると、自分たちが直面する色々な問題、というのは結局「誰か為政者」に任せればいいというものは一つもなく、畢竟「自分で処する」意外にないのではないか、という結論に落ち着く。

つまり、国とか政治とか、リーダーに不満を言っているうちは、それらが解決することはあまりない。

それを「自分でなんとか処する」という姿勢になったときに、初めて問題が姿を現し、そして解決に向かうのではないか。


出口のないと思われる、政治とか経済の問題も、「自分のことだ」と置き換えてみれば、意外に取り組み方はあるのかもしれない。
新年度を迎えるに、そんな心境になろうと思う。