藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

弁護士バー、オープンへ。


弁護士が接客するバー。
四谷近辺に現役のお坊さんが接客する「坊主バー」があり、お客にはなかなか好評だという。
弁護士の中からも「接客マインド」の高い人が出てくるのは一般市民としては歓迎したいところである。
女性の弁護士などもいれば尚よし、かと。


弁護士会もあまり目くじら立てずに見守ってはどうか。
いつの時代も、どんな商売も「客ありき」というのは普遍の大原則である。
「お客の声を聞け」というのは製造・サービス・小売業の「イロハのイ」。
基本中の基本。


もうこれを忘れては「滅びる」といってよい。
飲食店に弁護士がいてもいいではないか。
むしろ、くつろぐワインバーで、力を抜いて世間話できる弁護士なんて、かえって仕事が集まってきたりしないだろうか。
結局問われるのはその人の人格、とか度量、とか人間性である。


資格ありき、で接客の本質を見ないのは本末転倒である。
守旧派、というかいわゆる「規制側」というのはよほど注意せぬと、その「仕掛け」にハマる。
「業界のために」あったはずの団体が、いつのまにか業界を劣化させ、競争力を退化させ、自身が衰退してゆく、というのはそれほど珍しいことではない。


規制の強い弁護士業界。
規制だ、緩和だ、と瑣末な議論の前に今一度原点に立ち返るべき、と強く思うのである。


「弁護士バー」は4月オープン 店名は「リーガルバー六法

弁護士がバーテンダーとしてカウンターで酒を振る舞い、時間や場所を変えて法律相談も受ける「弁護士バー」計画を進めてきた外岡潤弁護士=第二東京弁護士会(二弁)所属=らは3日、東京・六本木で会見を開き、バーを4月12日に東京都渋谷区道玄坂に出店することを明らかにした。

 外岡弁護士らによると、店名は「リーガルバー六法」。
営業時間は午後7時半から午前0時で、接客する弁護士は、当面は外岡弁護士1人の予定という。

 出店をめぐっては、弁護士資格を持たない者(法人などを含む)が報酬目的で弁護士仲介業を行うことなどを禁じた弁護士法に違反している可能性が高いとして、二弁が昨年12月に出店計画の中止を求めていた。

 しかし、外岡弁護士は「ルールを守れば法律に抵触しないと判断した」と出店理由を話した上で、現在も「二弁とは敵対関係ではない」と強調した。

 二弁の中條高昭副会長は「計画内容が去年と変わらないまま具現化されるのであれば、弁護士法違反に当たるかどうか情報収集をしなければならない」と述べている。

 出店発表パーティーには、ライブドア事件の被告として最高裁に上告中の堀江貴文氏(37)も駆けつけ、「弁護士との距離が縮めるられるのは