藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まだまだ考え中。


半世紀前ならアラフォーといえば、もう自身の子供が独り立ちするような感じだったが、晩婚化はどんどん進んでいる。
多分、画一的に社会人になったら結婚だ、親世代とは同居せずとも核家族だ、とある程度似通った生活スタイルが多様化していることの証ではないかと思う。
選択肢は圧倒的に増えている。
今は老後の「お一人様」の話なんかが深刻に語られているけれど、もう暫くすればそんな暮らし方も定着してくるのじゃないだろうか。
アラフォーカップルの八割が同棲すれども結婚しない、というのも「モラトリアム」という見方もあるけれど、いい大人が先々のことを考えての結果ではないだろうか。
自分の将来も考え、また周囲の様子も色々見て考えているのだと思う。

出産とか定年とかリタイア後とか老後とか、幾つもの連立方程式はなかなか解けるものではない。
大事なのは価値観とかポリシーとかであって、姿形を整えることではないだろう。
何よりも「じっくり考えること」は重要だけれど、人生のこれからをプラスマイナスで考えて、思う通りになった記憶はない。
自分の感性と心の声に正直に従ったほうが結果的には"いい選択だった"と思う。

最近は大学を卒業してもすぐには就職しない人も多いけれど、皆一律に「大企業への就職だ」と行進していたのがむしろ気味悪い気さえする。
「厳しさがない」と叱る先輩方もいるけれど、常にそんな目上からの批判を浴びながら自分たちも生きてきた。
先輩に色々聞きながらも、自分なりに生きるのがやっぱり一番後悔しないのではないだろうか。

アラフォーカップルの約8割が同棲〜結婚観の男女差に衝撃
恋愛・結婚・人間関係コンサルタント/コラムニスト 木村隆志

 特定の相手がいながら、なかなか結婚に踏み切れないアラフォーカップル。恋愛・結婚コンサルタントの木村さんによると、やがて結婚に向かうカップルと破局を迎えるカップルがいるが、破局カップルには男女間で結婚観に埋めがたい溝があるという。そのせめぎ合いは一触即発の状態。一歩間違えれば破局する、その境界線を木村さんに道案内してもらった。
同棲が「結婚しよう」につながらない

同棲はしたが、結婚は……(写真はイメージ)
同棲はしたが、結婚は……(写真はイメージ)
 こんにちは。コンサルタント木村隆志です。

 私のもとを訪れるアラフォーのカップルは、実に約8割もの高い確率で同棲(どうせい)しています。さらに、ほとんどのカップルが「交際半年前後で一緒に住み始めた」と、早期の同棲を明かしてくれました。彼らが同棲を選ぶ理由にはどんなものがあり、どのような未来につながっていくのでしょうか?

 彼らの話を聞いているとき、私が必ず感じるのは、「同棲に関する考え方にかなりの男女差がある」こと。ここでは男女それぞれのコメントを交えながら、結婚に向かうカップルと、破局を迎えるカップルの違いを浮き彫りにしていきます。

 「やっぱり帰ってきて一緒に過ごす人がいるのは安心する。一人は寂しいので」(37歳女性)

 「同棲して2年半が過ぎましたが、今でも『彼のことが好きだから一緒に暮らしたい』という気持ちはありますね」(42歳女性)

 「彼と結婚するために、まずは同棲から始めようと思っています」(37歳女性)

 「同棲すれば、いい奥さんになれることをアピールしやすい」(35歳女性)

 「家賃や光熱費が安くなるという理由もありますが、一番はプロポーズしてほしいからですね」(37歳女性)

 「付き合い始めた流れで、すぐに同棲することになったんですよ。お互いアラフォーだし、相手の親に気をつかわなくてもいいかなって」(39歳男性)

 「隣で寝てくれる人がいるのは、貴重なことだと思いますよ。そういう気持ちになったらすればいいし」(42歳男性)

 「一緒に住んだほうがいろいろ効率的だから。会いに行く手間とかお金とか」(38歳男性)

 「料理や洗濯の負担が減るのが大きいですね。彼女は家事ができるタイプなので助かっています」(42歳男性)

 「これといった理由はなくて、彼女が『同棲したい』と言うからしているだけ。ただ、付き合うだけならいいけど、まだ彼女との結婚は考えられません」(36歳男性)

 アラフォー女性が同棲を好む主な理由は、「寂しくないから」「結婚へのステップ」「金銭の負担軽減」が挙がり、アラフォー男性が同棲を好む主な理由は、「恋人に望まれたから」「家事の負担軽減」「特に理由はない」が挙がりました。

 アラサー以下のカップルが同棲する理由は、「好きだから」というメンタル面が大半を占めるのに対して、アラフォーのカップルは、結婚、お金、家事など、現実的な理由を挙げています。しかし、結婚に対する男女間の認識差は大きく、「同棲をきっかけに結婚につなげよう」という女性に対して、男性は「同棲と結婚は別であり、まだ結婚はできない」と考えているようです。女性は同棲することで結婚に近付いたと思っていますが、男性はそう思っていません。この点でアラフォーの同棲カップルは、常に一触即発の関係と言えます。

 では、なぜ同棲中のアラフォー女性は結婚したいのか? なぜ同棲中のアラフォー男性は結婚したくないのか? 本音を語ってもらいましょう。

2016年01月26日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
ページ: 2
同棲は男性のメリットが大きい

結婚とはゴール、それとも束縛の始まり?(写真はイメージ)
結婚とはゴール、それとも束縛の始まり?(写真はイメージ)
 「そりゃあ一度は結婚したいですよ。それに、両親や友人から『あなたは同棲している彼といつ結婚するの?』と心配されますから」(37歳女性)

 「そもそも結婚するために同棲を始めたので、理由がどうとかではなく、近いうちにしてもらわなければ困ります」(35歳女性)

 「彼と一緒に住み始めて5年が過ぎました。最初は『結婚できたらいいな』と思っていただけでしたが、ここまで来たら『絶対に結婚しなければ』って」(40歳女性)

 「まだ出産に間に合うかもしれないので、何とか彼にそのことを理解してもらいたいと思っています」(38歳女性)

 「一緒に住んでそれなりに彼に尽くしてきたので、責任を取ってもらいたいです」(41歳女性)

結婚すると、男性のメリットは減る?(写真はイメージ)
結婚すると、男性のメリットは減る?(写真はイメージ)
 「もっと彼女のことが必要だと思ったときにプロポーズしようと思っています。今のままだと……正直微妙ですね」(37歳男性)

 「一緒に住んでいて彼女が結婚したがっているのは伝わってきますが、僕から見たら結婚することのメリットはほとんどないんですよね」(39歳男性)

 「自分の年齢を考えたら、もういつ結婚してもいいのかもしれないけど、同棲したから即結婚ということはないですね。今の生活が快適なので、わざわざ結婚する意味が分からない」(41歳男性)

 「同棲して4年になりますが、『彼女と結婚したい』という気持ちはほぼなくなってしまいました。彼女のためにもこのままでいいのかなとは思ってはいますが……」(39歳男性)

 「この年になって、結婚式とかをやりたくないし、親へのあいさつとか職場への報告とか、大変そうなことが多くて、今いちその気になれません」(42歳男性)

 アラフォー女性が「同棲するからには、結婚して責任を取ってもらいたい」と考えている一方、アラフォー男性は「結婚するかもしれないし、しないかもしれない」という中途半端なスタンスなのです。

 男性が中途半端なスタンスを取ってしまうのは、同棲が「責任を取らなくていい」「家事負担が減る」「寂しくない」など、気楽でメリットが多いものだから。そのため、「今すぐ結婚を考えているわけではない」「結婚相手としては多少の物足りなさを感じる」女性とも同棲を始めてしまうのです。

 しかし、そんな中途半端な姿勢が、思わぬ落とし穴につながることがあります。アラフォー同棲カップルの失敗エピソードを見ていきましょう。

2016年01月26日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
ページ: 3
振られるか、全面降伏での結婚か

男と女……違いすぎる結婚観(写真はイメージ)
男と女……違いすぎる結婚観(写真はイメージ)
 「同棲4年目に入ってすぐ、彼に『結婚するか、別れるか』、強く迫ってプロポーズさせました。でも彼の煮え切らない態度に嫌気が差してしまって、私から振りました」(38歳女性)

 「結婚話から逃げ続けた彼に本気で怒ったら、家に帰ってこなくなりました。後日、彼の弟が荷物を引き取りにきて別れたのですが、あんな人とは別れて正解」(37歳女性)

 「5年くらい同棲していた上に、婚約者のような形でお互いの親とも会ったことがあったし、共通の財布を使っていたので、『内縁の妻として認められる』という確信があったんですよ。別れるとき彼にそのことを伝えたら、取り合ってくれなかったので、知人の弁護士に相談して追及してもらいました。しっかり慰謝料を取れたのがせめてもの救いです」(41歳女性)

 「もう少し美人で家事のできる女性がいいので、結婚する気はなかったのですが、彼女の友人たちから、『4年も同棲したら、もう逃げられない』『逃げたら会社にこれまでの経緯を密告する』と脅されています」(40歳男性)

 「ある日、彼女から『子どもができた』と言われました。迷いましたが、前向きに考えようと思ったら、その話は嘘(うそ)だったんですよ。彼女は僕の反応が不満だったようで、実家に帰ってしまいました。どうやって迎えに行こうか悩んでいます」(37歳男性)

 「彼女から結婚を迫られて、いきなりいなくなられるのも不安なので、覚悟を決めて結婚することにしたんですよ。ただ、彼女の両親から『遅い』と叱られて、全ての面で言いなりのような状態になってしまいました」(41歳男性)

 男性にとっては何とも哀(かな)しいエピソードの数々……。決して仲は悪くないのに振られてしまう。あるいは、全面降伏するような形での結婚。いずれもアラフォー男性には理解しがたいところがあるのかもしれませんが、やはり結婚に対する認識差がこのような悲劇(喜劇?)を生んでいるのではないでしょうか。

 たとえ婚姻届を提出していなくても、やはり生活をともにする同棲は責任を負うものであることを認識しておいたほうがいい気がします。アラフォーという大人の年齢だからこそ求められるのは、「効率を考えて同棲する」のではなく、「結婚を決めたら同棲する」くらいの慎重なステップ。少なくとも、コンサルタントである私の立場では、「すぐに同棲するのではなく、隣町や沿線の駅に住むくらいではダメですか?」とアドバイスしています。

◆木村さんのこれまでの記事

結婚しない30、40代男性の生態学

「30・40代の男性が婚活で挫折する」六つのパターン

20代女性に聞いた「こんなアラフォーは結婚できない」

婚活中30代女性に聞く「アラフォー男性、アリとナシの境界線」

未婚・既婚の40歳男性に聞いた「結婚相手の理想と現実」

プロフィル
木村隆志( きむら・たかし )
 恋愛・結婚・人間関係コンサルタント/コラムニスト。名古屋の巨大式場でウェディングプランナーのキャリアを積んだのち独立。ティーンから更年期世代まで、幅広い年齢層の相談を受け続け、コンサル数は対面だけで通算1万組を突破。各メディアへの執筆にも精力的で、著書は『告白女(コクジョ)〜運命を変える告白術51〜』、『好感度がアップするプラスひと言会話表現605』、『トップインタビュアーの聴き技84』、『友活はじめませんか? 〜30代からの友人作り』、『恋のリトマス試験紙』(共著)、最新刊『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』が発売中。ご相談などは、『 恋愛コンサル.net 』まで。


2016年01月26日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun