藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

リスクのあるところ。とリスクとはみなされないところ。

生命保険。
損害保険。
自動車保険
自賠責保険

保険をかけておく。というのは人類の「継続の知恵」でもあると思う。

そして。
その「保険」が必要なアイテムには、大概「リスク」がある。
例えば自動車保険には、「自賠責とさらに任意保険」がある。
もう当たり前になっている。
それほど「かなりの範囲の賠償責任」が存在するわけだ。

一方生保も保険だ。
こちらは「まだ見ぬ老後とか病気とか死後」をテーマに「もしも」を想定する。
それもともかく。

「保険商品の存在するアイテム」というのはとりもなおさず「それだけのリスクがある」ことを指している。
だって世の中の人が「それは必要だよな」と思って保険料を払っているという事実があるのだから。

だから「保険が必要なこと」に注目しておくべきだろう。
つまり「そういうこと」に注意を払っておけば保険に頼る必要が少なくなってくるだろうと思う。
逆に、

事業者が「新規に事業を始めるので、失敗した時の保険をください」というのはない。

事業を新しく始めるとか、新規の分野に乗り出す、というのはもうそれがリスクそのものなのだ。
だからそんなものに掛ける保険などない。

一度きりの自分の人生、「保険をかけておく部分」と「保険なしで賭けること」の区別はしておきたいものだ。
往々にして「アドベンチャー」の方が面白く魅力的なのが悩ましいけれど。