藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次の支配者

*[ウェブ進化論]次の規格で

中国が国連に新しいIP(インターネットプロトコル)を提案しているという。

ロシアやサウジなどが指示する可能性があるらしい。

それにしてもまさかネットが、と思うが独裁国のリーダーたちは本気で「支配」を考えているようだ。

「二つのビジョンが対立している。一つは非常に自由でオープンかつ政府の関与がないもの。もう一つは政府が厳しく統制や管理するものだ」 

 社会主義の国から見たら当然なものは西側諸国ではタブーである、と思いたい。

 

だけれど自由主義世界でも、その「国の中」から見てみれば、この「管理」という建前の独裁的な力は魅力に映るだろう。

戦争とか疫病の大流行の時には「独裁者」が出やすいらしい。

オープンを標榜するはずのネットが不気味に「闇」の影を帯びている気がするのは自分だけだろうか。

便利に溺れるあまりに、いつしか完全に絡め取られることのないように、ユーザー目線で注意しなければならない。

[FT]中国が国連に新IP提案、ネットに国家管理の懸念