藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

コロナ自粛で思うこと(1)

*[ウェブ進化論]外から目線。

テクノロジーだけでなく、「新しい異物」の登場によってそれまでの景気が全く変わることがある。

例えば恙無く運営していた会社に、突然コンサルタントが登場して色々と新しいアイデアを出したりする。

今までの現場は気色ばむが、結局斬新な切り口に経営者は惹かれ、そんなところから社内改革が始まったりすることはよくある話だ。

長くその組織にいると、良くも悪くも「素朴で新しい視点」を失うものだ。

だから常に「"アウトサイダー"的な視点で物をみる仕掛け」は有効な施策だと思う。

社外取締役の「もっと現場バージョン」だ。

 

そんなことが今回のコロナ騒動で起きている。

テレワークとか生産性とか顧客対応とかについて、頑なだった現場にも「大きな圧力」がかかっていて、意識を「そちら」に集中させることが否応なく求められる。

そんな事態になったからこそ、硬直していた現場がショックを受けて考え、変わり始めているようだ。

普段のメンタリティでは決してたどり着けないような発想が、災厄を契機に始まるのは皮肉ではあるが、これを好機にするのが人の英知という物だろう。

災転じて…は今まさに起きているのだ。

 

これを好機にしてしまおう。