藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

2周回遅れ

*[ウェブ進化論]もう何周。
デジタルの例えでよく「一周回って」と表現される。
かなりススんでいると思っていたら、新しい技術の登場で後進国に一気に追い抜かれたりする。
2000年からのここ20年、まったく自分も「ただ技術が進むのを傍観していた」という他ない。
後の世代の人から「あんなに技術が発展していた時代に何してたんですか?」と聞かれると思うと赤面する。

それはともかく。

こういうことは昭和にはなかった(はず)。
オイルショックプラザ合意もあったが、自動車は自動車だったし、家は家だった。
現金は現金だったし、土地は絶対的に土地だった。
そういうものが「そうではなくなる時代」に入っている。
つまり「本当の進化はこれから始まる」はまだこれからのことなのに違いない(と気づく)。
 
すでに自分は「一周遅れ」の感覚だが、このまま行くとさらに一周、二周と遅れるだろう。
よく「AIでなくなる仕事」なんて報道を見るが、今予想できるような仕事は大したものではない。
「ほとんどの仕事がなくなる時代」を怖がるのではなく、そんな時代に自分は何がしたいのか?を考えておくのが、今できる最高の備えではないだろうか。