藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

社会のコツ

*[次の世代に]イヤな仕事に飛びかかる。
嫌なことから先にやる人と後回しにする人がいる。
学生時代の自分は完全に「後回し派」だった。
本人はそのうちやらずに済むかも…なんて思っているかもしれないが、まあ大体そんなことはない。
というか、しばらく放っておくと事態はさらに荒れていることが多い。
クレームや難しい調整、交渉は考え抜いた上でスピードが勝負である。
自分に関係ないからと横目で見ていても、火種が大きくなったら巻き込まれたりもする。
だから視界に入ったら早めに処置した方がいい。
 
善は急げと誰が言ったか。
社会でぜひ身に付けたい習性は「スピード」である。
それはともかく。
 
そしてそういう「汚れ仕事」を率先してしていると、周りの空気が変わってくる。
同時にそういう「難作業」を手掛けていると、断然スキルが付いてくるのだ。
ただただ「嫌な仕事に進んで挑む」ということをするだけで知らないうちに、そういう好循環の波に自然に乗っている人をこれまで何人も見てきた。
 
できればそんな波に乗るのは若い方がいい。
働き出したら、まず嫌な仕事を探して欲しい。