藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

in & out(1)

*[次の世代に]*[読書]目的を持って読む。

本棚は思想を映す、とよく言われるが、思想とまで言わなくともその人の「興味の向き」が現れることには違いないだろう。

溜まる一方の書籍に耐えかねてこの週末に整理を試みた。

改めて見ると「〇〇成功術」「〇〇健康術」「〇〇投資術」…

俺は忍者にでもなるんか。

how to本とビジネス書ばかりだ。

ふと考える。

果たして"そうした書籍たち"は自分に何かを与えてくれていたのか。

いや自分は何かを得られていたのだろうか。

この本たちからのいろんな知識は、積もってはいるのだとは思う。

けれどどれほどの血肉となっているのかと思うと甚だ疑問でしかない。

終わりを考えて読む。

そしてその本の書かれた意味を「一つだけ」書き留めておきたい。

動機なしに書かれる本はまずないから、著者の「思考の重心」だけは読み取るようにしたい。

(つづく)