藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

便利と向き合う(2)

*[ウェブ進化論]一周回って。

街中の現金使用率が減り、人によってはゼロに近づいている。

ここ十年で古めの飲食店が無くなったら、もう現金は街中から消滅するのではないだろうか。

お年寄りのために、といっても今よりもう一段シンプルな「家電のような電子財布」が普及すればハードルはなくなるだろうと思う。

そしてセキュリティ。

欧米では最近コロナもあって治安が悪くなり、銀行に寄った客を付け回す輩もいるという。

パンツの尻ポケットに長財布を入れて散歩しているのは日本くらいのものらしい。

デジタル技術を駆使して、「究極の金融サービスを」とどんどん便利になってはいるが、それはリアルでもバーチャルでも"強盗"が跋扈していないことが前提だ。

「通帳とハンコは必ず分けて保管しなさい」という一昔前の常識が、再びデジタルの世界でも問題になる日は近いと思う。

デジタル財布は小銭だけを入れておくものだよ、と。

 

日本だけがそうならないという気もしますが。