*[ウェブ進化論]飲食業のこれから。
このご時世でリアルの店舗に訪れる人は日に日に減っている。
街中の飲食店はこぞってテイクアウトを実施したり「早飲み」で昼間から酒を出しているところも多い。
そしてそして。
Uber eatsなどのデリバリーサービスを利用して「宅配のみ」の業態が始まっているらしい。
まさに生馬の目を射るごとし。
都心の一ヶ所のスペースに複数のキッチンを配し、半径3kmに絞って宅配に特化するという。
聞けばコロナ騒動にかかわらず昨年末から開始していたらしいが、まさに追い風。
しかも流行りの「働き方改革」でもあるという。
調理人やスタッフは朝早くに準備するものの、ランチに数百食を提供すれば、夕方には退社するという。
さらにランチに特化するお店は週休二日。
飲食店という古来からある業態が、ネットやシェアエコノミーを使って再生したと言えるかもしれない。
これまで営々と続いてきた業種にこそ、デジタル技術の影響は大きくなるような気がする。
さらに。
まだ飲食店の"料理人"にはその影響は及んでいないが、そう近くない日にデジタル化が実現するのではないだろうか。
そして、そこからが面白い「業種の変化」になるのではないだろうか。
楽しい目で見ていたいと思う。