*[次の世代に]*[7つの習慣]自分らしいことに悩む。
大学の学生さんと教授の違いは「適切な問題設定の力」にあるという。
つまり自分の専攻する分野で、成果を目指す方向性と、その時の「自分にふさわしい取り組むべき課題」を見極める力が重要だということだ。
「方向と課題」といえば分かりやすそうなものだが、自分たちの日常に当てはめてみると途端にカオスになる。
「自分の人生の方向性と、今取り組むべき課題」と言われてスラスラと答えが出る人は少数なのではないだろうか。
つまり「そういうこと」を考えるのが実は自分たちには"最も重要なテーマ"なのだと気づく。(これは7つの習慣の「重要事項を優先する」だ)
日々生活していれば「そういうこと」をゆっくり考える機会は少ない。
日常は忙しく過ぎてゆく。
ビジネスのことや、お金のことや、人間関係だって悩みも尽きない。
だから一人の時間を意識して作る、というのは必要なことだと思う。
自分たちは人と交わっていると、それだけで時間を過ごしてしまうものだから。
若いと可能性は無限にあるが、その分的を絞りにくい。
歳を取ってくると選択肢が狭まるから具体的に考えやすいが、なに分時間がない。
若い人は特に、自分のこれからを"10年づつの帯"のようにイメージして、少しでもその方向性を考えながら何かを始めるのがいいだろう。
ぼうっと天下国家を嘆いていても、時間は過ぎるばかり。
自分にとって「悩むべき相手」を探そう。