藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

夢見(2)

*[次の世代に]*[7つの習慣]自分らしいことに悩む。

大学の学生さんと教授の違いは「適切な問題設定の力」にあるという。

つまり自分の専攻する分野で、成果を目指す方向性と、その時の「自分にふさわしい取り組むべき課題」を見極める力が重要だということだ。

「方向と課題」といえば分かりやすそうなものだが、自分たちの日常に当てはめてみると途端にカオスになる。

「自分の人生の方向性と、今取り組むべき課題」と言われてスラスラと答えが出る人は少数なのではないだろうか。

 つまり「そういうこと」を考えるのが実は自分たちには"最も重要なテーマ"なのだと気づく。(これは7つの習慣の「重要事項を優先する」だ)

 

日々生活していれば「そういうこと」をゆっくり考える機会は少ない。

日常は忙しく過ぎてゆく。

ビジネスのことや、お金のことや、人間関係だって悩みも尽きない。

だから一人の時間を意識して作る、というのは必要なことだと思う。

自分たちは人と交わっていると、それだけで時間を過ごしてしまうものだから。

若いと可能性は無限にあるが、その分的を絞りにくい。

歳を取ってくると選択肢が狭まるから具体的に考えやすいが、なに分時間がない。

 

若い人は特に、自分のこれからを"10年づつの帯"のようにイメージして、少しでもその方向性を考えながら何かを始めるのがいいだろう。

ぼうっと天下国家を嘆いていても、時間は過ぎるばかり。

自分にとって「悩むべき相手」を探そう。