藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

負荷調節

*[次の世代に]成長の条件

同年代の教育者と話していて「最適な課題」という話になった。

彼に聞くと「課題設定」が重要なのだという。

"獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす"とはいうけれど、全員死んでしまっては元も子もない。

教育者は当人にとって「最適な負荷をかける」ということが役割だというのは頷ける話だった。

さて。

自分たちの過ごす日常で「誰かが最適の課題」を出してくれるとは限らない。

仕事でそんな上司がいれば幸運だが、その他にも家族や友人や異性との付き合いなどでは「最適な課題」の配慮はあまり期待できないだろう。

ということは、そんな課題設定は自分で意識する必要があると思う。 

 つまり自分にとって「最適か否か」を自分で判断する力を持つということだ。

かといって甘えてしまっては「最適」にならない。

かといって「過負荷」になれば挫折し、潰れてしまう可能性もある。

とても難しいことだが「自分が耐えられるかどうかの限界点を自分で試す」ような技術が必要になるのだろう。

 アスリートのトレーニングと共通する部分がありそうだ。

そんな「甘えを許さず、自分を壊さない」負荷の掛け方が自分にとって最適な「筋トレ」になりそうだ。

果たして来年に自分にかかる負荷はどの程度になるのか、今から見積もっていようと思っている。