藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

変える力

*[次の世代に]今こそ個性。
メンタルを病んで「精神疾患」を抱える人が増えているという。
 その数419万人。(1/6は認知症の人ですが)
今ほど手厚い時代はない、と言う人もいるが、悩む人は増えているようだ。
 
福祉の関係者に聞くと、ほんの少しの躓きで自信をなくし、また世間からはラベリングされて悩んでいる人はとても多いらしい。
働かないことを「よくないこと」という親や周囲の目も依然として強いようだ。
どうもきっかけは、学校での集団生活に馴染めなかったり、成績がよくなかったり、いじめを受けたりということ言うことが多いとも聞く。

 小中学校の義務教育で、もう少し「こぼれ落ちそうな子たち」をフォローできないものかと思う。

一方で、教員の人たちは「カリキュラムの詰め込み」に疲労困憊しているとも聞く。

文部省のカリキュラムのあり方については、もう何十年も議論されているが、根本的には"昭和の旧体制"から変わっていないようだ。

コロナ禍を利用してでも全然違う「新しい学校」は作れないものだろうか。

 

昭和の残滓のような学校の様子を見ていると、理由が分からずついて行けない子供が可哀想に思えてならない。

そんな私立学校などが増えるような行政の方針が必要ではないだろうか。