藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まず考えること

*[次の世代に]環境は作る。

自分たちは人とか物とか外部の「環境」と関わって生きている。

決して一人だけでは存在できないだろう。

「環境に生かされている」といっても過言ではない。

だからその「環境」との付き合い方は非常に重要だ、ともいえる。

環境こそが自分を決めていると言ってもいいかもしれない。 

一方自分たちは日々「連続して」生きているから、どうしても「自分の環境を作る」という意識には欠けてしまう。

環境は自然に「周囲の変化で出来上がっていくもの」だという感覚が強いのだ。

だから改めて「自分の環境」というものについて意識して考える必要がありそうだ。

 

自分が初めて環境という言葉を意識したのは、社会人で始めに受けた「コンピュータ基礎」の研修だった。

コンピュータの場合、cpuやメモリやハードディスクやネットワークなどを「環境」と呼び、それらを自由に組み合わせて「実装する環境」を作ってゆくことになる。

「目的の業務や処理に最適の環境を準備しましょう」といった具合だ。

 

似たような文脈で「自分の環境は最適かどうか」ということも考えてみたい。

仕事での「外部環境」もあれば、自分や家族などの「内部環境」もある。

放っておくと何かの原因で「経済的環境」が悪くなるかもしれないし、好き放題に酒を飲んでいては「身体環境」が悪化するだろう。

自分に必要な環境を考え、「それを作りに行く」というつもりで、自分の存在を見直してみよう。