藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

未来の音

*[ウェブ進化論]静かな街中。
先日気付いたのだけれど、郵便配達員のスクーターがなんと電動バイクになっていた。
以前のような2サイクルエンジンの"バタバタバタ"という音はまるでせず、「シューン…」という音だけを残し、結構な加速をしながら遠ざかっていくポストマン。

世界各国が、10年後にエンジン車をゼロにする、という位だから、そのうち大型トラックや路線バスの出すあのうるさいエンジン音も、なくなっていくのだろう。
さらに飛行機も電動になるらしい。
あと10年もすれば、街中は"ヒューン"とか"ビューン"とかいう音ばかりになるだろう。
あとはドローンの風車が「ビュンビュン」いう風切音とか。
想像するとずい分未来的な感じだ。
 
それにしても14世紀にダヴィンチが構想し、1900年にはディーゼル内燃機関(エンジン)を発明してから100年余り。
これほど世界を席巻した技術製品が、わずか100年でなくなる時代が来ようとは、誰もが想像だにしなかっただろう。

これからの「電力の時代」はどのように進化していくのだろうかと、想像するとなんだか楽しくなってくる。

 

昔の街の中はそれはそれはそれは騒々しかったんだよ、というのが驚かれる時代が来るのだろう。
 
"電気エネルギーでできた社会"を想像してみたい。