藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

デジタルの始まり

*[ウェブ進化論]本当のDX。

報道で知ったが、国土交通省が「日本中の土地と建物にIDを振り、さらにはなんと将来はAIによる資産査定を普及させる」という。


日本ほど省庁の縦割り構造が強く、およそ全く使えないデジタルの仕組みがそこら中にあるわけだが、

土地建物の登記情報だけとは言え、今回もしこれが実現したら拍手したいくらいの進歩ではないだろうか。

しかもAIでの物件価格の査定て。

これができたら「不動産仲介・売買」という職種そのものが蒸発するかもしれない。


デジタル庁も、その発足前から批判の矢面に立たされているが、

本当に使えるものを作ってしまうと、「自分たちの仕事がなくなってしまう」という保守派の人たちが、いなくならない限りは本当のDX化は難しいだろうと思う。

何せ彼らは必死なのだ。

 

国のデジタル化や官僚制度は、今の若い人が、これまた若い政治家の話に耳を傾け、若者全員でそうした人を選んでいく時代にならなければ変わらないだろうと思っている。

 

つまり、今の自分たちにできる事は、せめてそれを邪魔しないことだろう。


大人たちが、既得権益にしがみついて手放さないうちは、構造的に変わるのは難しいと思う。

 

政治も行政も民間企業も、若い人が変えていくしかなさそうだ。