*[ウェブ進化論]電気の備えどき。
クリーンエネルギーとかCO2排出ゼロなどへの関心がここ数年とても強い。
異常気象のニュースも相次ぎ、世界中の人たちのコンセンサスになってきたようだ。
庶民感覚で言えば「化石燃料から電気へのシフト」ということのようだが、気がつけば車でも燃料でも「どんどん電気化」が進んでいる。
車のEV化で、地球上に「巨大な蓄電池網」の計画などもされているらしい。
そこでこれまで以上に怖いのは「停電」である。
今くらいの豪雨でも度々停電が起きているが、恐らく「あらゆる電池化が最も進むこれから」は「電気が切れたらライフラインがなくなる」ような恐怖が現実味を増してくると思う。
よく「便利は不便と表裏にある」と言われるが、スマホは言うに及ばず、住宅から車から本当の"オール電化"が進むこれからは、万一のバッテリーの確保が必要になるのではないだろうか。
そういえば最近のクラウドファンディングの案件は、蓄電池の開発プロジェクトがずい分目立ってきている。
エネルギーをクリーンにするためには、原発の利用も必ず視野に入ると思うけれど、事故の影響はまだ「原発ゼロ」のままである。
「いざという時の一週間から一ヶ月」のために、EVを一台買っておくというのも悔しい話だ。
自家発電の小さなユニットくらいは揃えておく必要があるのではないだろうか。