藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本番の時代

*[次の世代に]本格はこれから。

 

今週のベストセラーがこの二冊(三位は瀬戸内寂聴)だというから、本格的に「日本の多数派」が老後とか逝き方とかいうことを「自分のことととして」考える時代がきているようだ。

 

それにしても自分でトイレに行くのに三年もかかり、社会的に一人前になるのには15年から20年、その後も完成とは到底言えず、老後がどうの、と引き続く。

 「人間五十年」からちょうど倍になったわけだが、それにしても難儀な生き物だ。

自分もこの年代にこれから突入するわけですが、先に「こんな心境になるぞ」とか「こんな過ごし方をしているよ」とか先輩たちが話していてくれで有り難い。

それにしてもこの人生100年時代、

ほとんどの先輩たちが「不要不急」「暇つぶし」「意味はない」と達観した境地を話すのは、多分"それ"が真実なのではないだろうか。

 

自分が今追いかける対象は果たして何だろうか、てその「"追いかける"ってのが間違いなんだ」と言われているようだ。