藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自由主義の時代(2)

*[ウェブ進化論]「自由と安定」こそが目的。

次のスタンダードは「新自由主義、とか新しい資本主義」とかではなく「ひたすらの自由主義」ではないかという話がしたい。
新しい"ひたすらの自由主義の時代"のキーワードは「自由と安定」ではないだろうか。

「経済成長」とか「一人あたりGDP」とか「生産性」とかではなく。

まず「自由と安定」を目指す。
「自由」はともかく、「安定」のためには"経済的な基盤"が必要だから、そのための経済活動は必要だ。
けれどそれは「無限の成長のため」ではなく「安定」を志向している。
だから株主から際限なく追い立てられることはない。
無間地獄ではないのだ。
 
そして
"自由と安定"は、両立するものだから、逆に多くの人は「不自由と安定」からは逃れようとするだろう。

(「不自由」とは「ひたすら成長せよ」とか「生産性を改善してコストを減らせ」という今の足かせのことである)

それで社畜のように働いて、ようやく「安定」を得る、というこれまでのスタイルからはみんなが離れていくに違いない。(現ににすでにそうなりつつあるが)
 
そして、「自由で、かつ安定している状態」をどう作っていくのかを、これからの仕事や生き方で模索していくことがこれからのテーマになる。
(つづく)