藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

選択の意識(2)

*[ウェブ進化論]中学生の君へ。

昨日「芸術家や音楽家の決断」のことを書いたけれど、さらに大事なのは「そういう決断がこれから何度もあること事前に知らせてあげること」ではないだろうか。
小学校に入った時。
中学校に入った時。
高校、大学そして社会人。

そして社会に入っても"選択と決断の場"は無数にやってくる。

 

そして何より大事なのは「このような人生の選択が待っていますよ」と前もって教えてあげることだろう。
「どんな決断をするのか」は、まったく教える必要もなく、また教わるものでもない。
自分で考えるから意味があるのだ。
これからそういう「覚悟」をして、いろいろと考えていくのだよ、ということが伝わるだけで、ずいぶん人生の舵取りは変わってくるものではないかと思う。(少なくことも自分はそう思った)
 
「いよいよ受験だ、どんな上位大学に入ろうか」とか「そろそろ転職しようかな」とか、そんなのは"目の前の選択肢のたった一つ"に過ぎない。

大事なのは人生航路の「目の前の先の先の先」を想像することなのだ。

自分が船長となり「これからの海図を自分が引く」ことこそが人生なのである。

 

全国の中学生に「これからの岐路と選択の話」が届きますように。