藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

悪口の人

*[ウェブ進化論]自分が作る人間性
先日カフェの隣の席で、おばちゃんが某チェーン店のコーヒーがいかに美味しくないか、という話をおよそ30分以上も延々と説明していた。
聞き手のおばちゃんも、ただひたすら相槌を打つばかり。
隣で聞こえてしまった自分も気分が滅入ってしまうほどだった。
「出口のない批判」というのは聞いていてこれほど耳障りなのだと痛感してさっさと退席してしまった。
それにしても女性はよく喋る。
社交性が男とは違っているようだ。
 
憂さを晴らしているのかもしれないが、どうせなら批判半分、意見半分、くらいにしてもらいたいものだと思った。
たとえば好きな芸能人の話ばかりをするとか。
どうせなら他人の楽しい話でうさを話してもらいたいものである。
悪口禁止条例とかできませんかね。
そんな悪口が「彼女自身の評判を決して上げない」ことをご本人に知ってもらいたいものだ。
 
えぇ? 実は知っていますよ。
他人を褒めている時より、感情を昂らせて悪口を言っているときの方が何倍も楽しいことを。
そして他人の不幸を憐んでいる時にも、どこかで自身の安全に安堵している「他人の目」をしている自分がいることも。
 
くれぐれも、他人の不幸話でウサを晴らすのは止めましょう。