*[ウェブ進化論]持続だけでなく。
サスティナブル、というとCO2排出量とか再生エネとかプラゴミ云々とか、もう世間では今更感すらあると思うが今一度。
考えてみると「持続可能性」といわれるこの言葉は、確かに継続に目的があるようだ。
刹那的ではいけないよ、と。
その場の利益を追求し、環境を壊したり公害を出したりするのはご法度だ。
つまり、戦後の昭和というのはそういう時期だったわけだ。
だから今の時代、サスティナブルが常識よ、というわけなのだがよくよく考えると「持続する」のには理由があるのではないだろうか。
世界のトレンドは今後も「自然を再生させる方向」に向かっていくとすると「ただ持続しているだけ」では現状維持だ。
おそらく「ほんの少しだけ」でも良くなる必要があるだろう。
サスティナブルとは「持続」ではなく「少し良くなる」ということだ。
そして少し良くなることが続いて持続していくと、それらは連鎖して「かなり良くなる」ことになってゆく。
ほんの少しを「ずっと続ける」ことで100年も経てば「すごく良くなる」につながるだろう。
とここまで書いて。
故人は言った。
継続は力なりと。