藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

これからの年表

*[ウェブ進化論]今から見れば。

若い時には(特に社会に出てからは)「自分ってまだまだ未熟だなぁ」と感じることは実に頻繁にあった。

何か「自分が全然出来上がっていない感じ」がしたものだ。

それはともかく。

先日、70歳を超える先輩からの一言。

「これからの人生の中で、今日のオマエが一番若いぞ」と言われて驚いた。

確かに「明日以降の自分」は自分はただ老けてゆく一方なので、今が若いといえば若いかの、と。

いろんな「自分」の捉え方があるものだ。

つまりは「いっちょまえに歳をとったフリなどせず、これからのことにちゃんと向き合え」というアドバイスだったのだと思う。

 

歳をとり、経験を積むほどに「過去にこだわる性質」が出てきてしまう。

その過去は貴重な経験値ではあるのだが、つい「新しいことへの関心」よりも影響が強くなるものだ。

「以前はこうだった」「こうして乗り切った」。

そんな経験が新しいことに「ただひたすら立ち向かう」姿勢を鈍らせることがある。

 

年齢と共に「新しいことへのチャレンジ」は体力を消耗するものだし。

 

70歳超えの先輩は「下手をしたら人生120年だ!」と宣っていた。

「それでも今が一番若い自分」を意識しなければ、と思ったのだった。